テーブルの選び方

使い勝手を左右するテーブルデザイン

ダイニングテーブルには大きく分けて「4本脚」「2本脚」「1本脚」の3つのデザインがあり、それぞれに特徴があります。
デザインの違いは使い勝手にも大きく関わるので、各タイプのメリット・デメリットを知っておきましょう。
見た目の好みだけではなく、何を重視して、ダイニングをどのように使いたいかを考えながら、自分の理想のダイニングテーブルを探してみてください。

4本脚タイプの場合

幕板付きの場合


テーブルの選び方

最もオーソドックスなダイニングテーブルが、幕板付きのテーブルです。
幕板は天板下にある、脚と脚をつないでいる板のことです。幕板があることで横揺れに対する耐性が高く、天板のたわみ防止にも効果があります


テーブルの選び方

メリット

バランスが良く、安定性と強度の高い構造。特に大型テーブル(幅180cm以上など)や不特定多数の方が使用される場合などは、幕板付きのテーブルがおすすめです。

デメリット

幕板(60~70mm程度)のサイズの分だけ天板下の空間が狭くなり、肘掛付きの椅子は収納できない場合があるので確認が必要です。


テーブルの選び方


幕板無しの場合



テーブルの選び方

同じ4本脚タイプでも、埋め込み型の金物を使用して天板と脚を接合することで、幕板を設けない構造のテーブルもあります。
幕板がない分、天板下の空間が広くなり、すっきりとした印象になります。



テーブルの選び方

メリット

肘掛付きの椅子が収納しやすく、コストパフォーマンスにもすぐれています。

デメリット

テーブルサイズが大きくなるほど“横揺れ”を感じやすくなります。 この横揺れはいわゆる“ガタツキ”ではないので使用上の問題はありませんが、構造上の特性として頭に入れておきましょう。


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2本脚タイプの場合

テーブルの選び方

T字型やロの字型のテーブルでよく見られる2本脚タイプは、椅子の出入りがしやすく、ダイニングを省スペースで使うことができます。



テーブルの選び方

メリット

足元にゆとりがあり、横からも入りやすいため、特にベンチやソファとの相性は◎。
脚同士は幕板でつないでいるため、安定性・横揺れ耐性も十分です。

デメリット

奥行側はテーブル脚が干渉するため、座りにくくなります。



テーブルの選び方
1本脚タイプの場合

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1本脚タイプのテーブルは、空間をすっきり、シンプルに見せてくれます。
椅子などを収納する際に、最もテーブル脚が干渉しにくいかたちですので、1人掛けなど天板が小さいサイズのテーブルにおすすめです。



テーブルの選び方

メリット

座る場所や合わせる椅子の種類が限定されず、人数が増えても対応しやすい形です。

デメリット

1本脚で天板を支えているため、片側に重心が加わると安定性に欠けます。
他の構造のテーブルと比較すると、大型サイズに対応しにくいという点があります。


テーブルの選び方

テーブルの選び方

デザインごとのメリット・デメリットをふまえて理想のテーブルを手に入れる


ダイニングテーブルはデザインによって、見た目の印象だけでなく使い勝手が大きく異なります。
テーブルを実際に使用するシーンを想像しながら、暮らしに合ったテーブルを探してみてください。

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